磁気治療にも、リラクゼーションパーク シートクッションやベルト等のように、電気的に磁界を発生させその磁場を利用する交流磁気治療器と、磁気ネックレスや磁気バン等のように、永久磁石から発生する磁場を利用する永久磁石磁気治療器とに大きく分れ、両方とも身体に対し磁力効果をもたらせますが、様々な違いがあります。
交流磁気治療器というのは、磁気を発生させ、患部を治療する管理医療機器のことです。交流磁気は、1秒間に50回ないし60回、N極とS極の極性が変化(変動磁場)します。この点が、N極とS極が入れ替わらない永久磁石(定常磁場)とは、大きく異なっています。
交流磁気(変動磁場)は、永久磁石(定常磁場)に比べて磁場の範囲が広いという特徴があります。このため、身体の深部まで磁気が届き、これによって、血行を改善し、コリを取る事ができます。交流磁気は、絶えずN極とS極が変わるので、身体への揺さぶり効果と心地良い温熱があり継続的に作用します。
交流磁気治療器の場合、磁力線は体内に広く深くとどき身体全体が温かくなる。
永久磁石磁気治療器の場合磁力線は小範囲。その代わり、いつでもどこでもピンポイント治療できる。
永久磁石磁気治療器 | 交流磁気治療器 | |
---|---|---|
使用方法 | 電源不要 肌(ツボ等)に直接あてる | 家庭用の電源(交流)が必要 服等を着用し使用 |
磁極の働き(S・N極) | 変わらない | 変わる |
起電力 | 磁力内を血液が流れるときに起きる | 血液の流れに関係なく起きる |
効果の範囲 | 狭い | 広い |
磁力線の範囲 | 小範囲 | 広範囲 |
熱の発生 | 熱の発生なし | ジュール熱の発生 |
使用場所 | コリや気になる部分に使用 ピンポイント治療 | コリや気になる部分に使用 広範囲に作用する面治療 |