何千年も前より、治療のために磁気を使用していました。
長い年月を経て現代では、電気の力で磁気を発生させた交流磁気(変動磁場)が医学面で積極的に活用されています。また 磁気は病気の治療はもちろん、予防や診断(MRI等)・脳化学の分野でも最先端機器として応用範囲が広がっています。
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①地球も大きな磁石詳細はこちら
磁石は誰でも知っているはずです。 子供のころ、釘やクリップを磁石につけて遊んだ経験があるはずです。 私たちの住んでいる地球自体も、ひとつの巨大な磁石になっています。目に見えない磁力線が南極から北極に向けて走っており、地球は大きな磁場ですっぽり覆われています。 羅針盤やハイキング等で使う方位磁石が南北を指して止まるのは、地球が大きな磁石である証拠です。そして、磁力線のあるところを「磁場」といいます。地球の周囲にも磁力線がありますから、地球上にも磁場があることになります。 地球磁力線図 私たち人間や植物・動物・生物の全ては、こうした磁場の中で生活し、磁気の恩恵を受けているのです。
②地球からの磁気が不足している詳細はこちら
私たち人間や動植物は、地磁気(地球上の磁場)の影響を受けて、ある種の平衡関係を維持していると考えられています、地球上の磁場は約0.5ガウスと言われていまが、
私たちが生活している室内では地磁気の強さが0.28~0.25ガウスにまで減少してしまうのです。特に、マンションや車・電車等の鉄やコンクリートで囲まれた環境では、屋外の半分以下にも減少してしまいます。
半減された地磁気の環境の中では、肩・背・首筋の「コリ」や腰痛などの血行不良が起こり易くなると考えられています。
③交感神経と副交感神経詳細はこちら
自律神経は、交感神経と副交感神経との2つに分かれます。車で例えるなら、交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキの役目です。どちらが故障しても車はうまく走れません。自律神経は片方が興奮を促進させると他方が制御するという相互作用によって、内臓などの働きを調節してくれます。もし、この関係が狂い精神的ストレスが長く続くと自律神経機能のバランスが崩れて、自律神経失調症になったりします。そしてこの自律神経の働きの中で、一番大事な働きは、温度の調整です。身体の必要な時に、必要な場所で、必要な温度に上がるように、温度管理を行ってくれることです。例えば、心臓から遠い額、手は約33℃、足は約32℃ですが、身体の中心部は約38℃になります。自律神経の変調により、温度調節がうまくできなくなると、臓器もうまく働くことができなくなり病気の原因となります。
④磁気の生体へのメカニズム詳細はこちら
私たちの身体に磁気を与えると電磁誘導作用によって、新しい電気が起き血液中に電流が生じます。これにより、血液中のカルシウムイオンが増加し、自律神経の働きが調整されます。即ち 血液のイオンが促進され、その結果自律神経の働きが良くなります。
血行は自律神経の支配を受けているので、必然的に血液の循環が良くなり、組織の隅々まで酸素が十分に供給され、老廃物がどんどん排出されます。
言い替えれば、新陳代謝がよくなり、コリなどの血行障害が解消されるということです。
磁気の生体への作用メカニズム
1.生体に磁気の影響を与える
2.電磁誘導により新しい電気が起こる
3.血液中に電流が生じる
4.血液中のカルシウムイオンが増加
5.自律神経の働きが良くなる
6.血液の循環が良くなる
7.こり及び血行の改善